前回の続きです。



茶禅草堂さん主催の
4種類のチーズケーキと
5種類の黒茶を飲み比べる
というなんとも贅沢なお茶会の話。

まずは5種類のお茶を簡単にご紹介。



(A)柑普洱茶(熟茶)

柑プーアル

外側の皮も一緒に。
ほのかに柑橘の酸味を感じる。

でも、飲んでみると
ややざらつきがあって
厚みや奥行きも弱い。

お茶単体として飲むなら
正直私の好みではない。


(B)普洱生茶(2010年)

生茶2010年

まだ緑茶感が残ってるような
ちょっとツンとしたところが
あるけど、
透明感とツヤがあって
ドンピシャ私好み。


(C)1990年代の普洱生茶

1990年代生プー

土っぽいというか
蔵に入った時のような
埃っぽい香りはいかにも。

でも口当たりはなめらかで
身体がじんわりあったかくなる
ような優しい印象。


(D)六堡茶(2007年)

六ほ茶

およそ10年前のお茶。
熟茶っぽい感じ。
軽やかなのにコクがある!!

心なしか竹っぽい香り。
無難で飲みやすい。


(E)50年モノのヴィンテージ普洱生茶

50年物なまぷー

普洱茶らしい
ゴボウのような香り。

でもくさみはなく、
まあるくて、なめらかで
とろみがあって、奥深い。


普洱茶は製法の違いによって
「熟茶」「生茶」に分けられます。
味のイメージはざっくりこんな感じ。
異論は認めます。

100生茶と熟茶の違い


これらのお茶と4つのチーズケーキが
合うかどうかを食べ比べてみます。


図24


マリアージュって
いろいろあると思うんですけど
私が思うのはこんなところ。

100マリアージュの効果


結果はこんな感じ!!!
↓↓↓
マリアージュまとめ

(※↑画像クリックで拡大します)

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【黒茶の特性まとめ】

(A)柑普洱茶(熟茶)
⇒お茶単体で飲むのは微妙だけど、柑橘がいい仕事する!素晴らしい相乗効果を引き出す!

(B)普洱生茶(2010年)
生茶の、どんな味だろうとすべてを打ち消していくぶれないスタンス好き。

(C)1990年代の普洱生茶
チーズの味とよく溶け合う。味わいの変化も楽しめる。総合的に一番いいかも。

(D)六堡茶(2007年)
良くも悪くも無難。優等生だけどコンテストでは優勝できない感じ。

(E)50年モノの普洱生茶
意外と合わなかった。お茶そのものが完成されていて美味しいならそれは単体で飲むべきという教訓なのかも。

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面白かったー!!(小並感)

ひたすら味に着目する機会って
そんなにないので
とてもいい勉強になりました。

個人的には
フレーバーティーの可能性を
見い出せたのが良かったです
( *´艸`)


次はチョコとの相性とかも
やってみたいなぁ~




おしまい


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