こちらの記事にいただいた
コメントへお返事しました!
↓↓↓


よろしくお願いします!
( ˘ω˘ )

---------------






ちょっと
私の父方のおじいちゃん
の話をさせてください。


当時の日記が残っていたので
ほぼ原文ママ使ってます。


・・・文体が若いww


---------------




91-7


素直に褒めることは
めったにない。


気難しい人だと思っていたし
それに耳も遠かったから、


91-10




田舎へ会いに
行った時も、私は

おじいちゃんが
父や伯父さん達と
政治やら経済やら
難しい事に
ついて
話しているのを

黙って聞いているだけ。


だから退屈で、
早く帰りたいなぁなんて
本音では思ってて

それでもお小遣いは
たくさんくれるから
律儀に会いに行っていた。

現金な子供だった。



91-8





例えば旅先からの
絵葉書を送る時も

おばあちゃんへの手紙は
喜んで書いていたのに



91-1





私が大学生になってからも
おじいちゃんに対する
その印象は変わらなかった。




91-9




91-11



















「それは良くないことだ。」




ハッキリそう教えてくれたのは
私が中国へ留学していた時に
現地で出会った友人、王学。





91-12
91-13




おじいちゃんの話を
私が理解できないとしても。


私の話がおじいちゃんに
通じなかったとしても。





91-14










91-2
















目が覚めた。


私が楽しいかどうかじゃないんだ。











91-4



91-3











91-21





留学中いろんなことがあったけど
王学のあの一言はその中でも
衝撃的な大発見だった。




---------------






日本に帰国してから
遅ればせながら
私は私なりに
できることをしてみた。



その口実になったのは、中国茶。



"中国でお茶の勉強を
してきたよ

おいしいお茶を
買ってきたから
一緒に飲もうよ
"




そんな誘い文句で。







91-5








91-17




耳が遠いおじいちゃんにも
聞こえるように
大きな声で言った。







91-16




91-18





笑ってくれた。


ドキッとするくらい
おだやかで優しい顔だった。




91-19


91-6




おじいちゃんとは
ちゃんと会話が
できないって
長い間ずっと思ってた。


でも本当は全然
そんなことないということに

この時やっと気づいた。







91-21







本当だね。







91-20





"おじいちゃんは
なんとなく接しにくい"


そう思い込んで
私が勝手に壁を作ってた
だけだったんだ。




---------------




お茶を一緒に飲んだことが
きっかけで

その後は
ちょっとした
電話の時に話をしたりとか

昔よりもずいぶん
自然に接することが
できるようになりました。


私とおじいちゃんを
つないでくれたお茶と
中国の友人に
心から感謝です・・・!






つづく


----------------

LINEで読者登録できます!
どうかこのボタン押してください!
↓↓↓
よろしくお願いします( ˘ω˘ )

---------------