今日は8月15日。
終戦記念日ですね。
・・・と言っても、
クリスマスやお正月と違って
特別何かするわけでもなく
私は今日も普段通りのリズムで
一日を過ごすだけですが。。。
一年に一日、一分間くらい、
日本人が日本人の悲しみを思い出す
時間があってもいいのかなと思います。
これを読むといつも涙が出ます。
今から死に行くという特攻隊員が
母へ宛てて書いた手紙。
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お母さん私はあと3時間で
祖国の為に散っていきます。
胸は日本晴れ。
本当ですよお母さん。
少しも怖くない。
しかしね、
時間があったので考えてみましたら、
少し寂しくなってきました。
それは、今日私が戦死する通知が届く。
お父さんは男だから
わかっていただけると思います。
が、お母さん。
お母さんは女だから、優しいから
涙が出るのではありませんか。
弟や妹たちも兄ちゃんが死んだ
といって寂しく思うでしょうね。
お母さん。
こんなことを考えていましたら、
私も人の子。やはり寂しい。
私も人の子。やはり寂しい。
しかしお母さん。
考えてみてください。
今日私が特攻隊で行かなければ、
どうなると思いますか。
戦争はこの日本本土まで迫って、
この世の中で一番好きだった母さんが
死なれるから私が行くのですよ。
母さん。
今日私が特攻隊で行かなければ、
年をとられたお父さんまで銃を
取るようになりますよ。
だからね。お母さん。
今日私が戦死したからといって、
どうか涙だけは耐えてくださいね。
でもやっぱりだめだろうな。
母さんは優しい人だったから。
お母さん、私はどんな敵だって
怖くありません。
私が一番怖いのは
母さんの涙です。
(youtubeより)
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これも。
※↑画像クリックすると拡大して読めます
(両親への遺書より)
こんな手紙を受け取って
遺された人たちは
どんな想いだったんだろうかと。
こういう人々の悲しみや苦しみが
当たり前のように、至るところに
溢れていたんだと思うと。
焼き場に立つ少年。幼子の亡きがらを火葬にする順番を、歯を食いしばって待つ(1945年、長崎)(Yahooニュース朝日新聞デジタルより)
人があっての国。
でもその国のために
命を捨てて戦った若者達や
犠牲になった無数の人々がいて。
大切な人を失って涙を流して
それでも歯食いしばって生き延びて
絶望から這い上がった人々がいて。
それがあったからこそ
今また日本という国は
今また日本という国は
人で満ちているのだと。
少なくともその事実だけは、
世代が離れた私達だって
忘れちゃいけないんだと思います。
忘れちゃいけないんだと思います。
“お国のため”なんか考えなくていい。
自分の人生を自由に生きていればいい。
今ある私たちの平和な日々。
当たり前の日常。
いろいろありながらもなんだかんだ
今を平和に生きる自分の時間を
今を平和に生きる自分の時間を
一年に一日、一分間くらい、
私たちは捧げるべき。
感謝の気持ちを込めて。
静かに。
合掌。
静かに。
合掌。
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よろしくお願いします( ˘ω˘ )
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コメント
コメント一覧 (16)
私はそうは思いません。
日本人ほど自分の国のことを考えない国民はいません。
もちろん、国のために命を捨てろという意味ではなく。
日本のことなんか考えたくないという人はそれでいいですけど、正直そういう人は、日本のパスポート持って、日本のいいとこ取りしてるんだろうなと冷めた目で見てます。
コメントありがとうございます。
本当に。私たちがゆる~く生きていられるのも
今がなんだかんだ平和な世の中だからですよね( ;∀;)
コメントありがとうございます。
私ももちろん戦争を知らない世代ですがそれでも
戦争の悲惨さは頭と心では分かってるつもりですし・・・
体験していなくたって想像力をちょっと働かせれば誰にでも分かること。
しっかり引き継いでいって、今のこの平和が少しでも長続きさせたいです。
コメントありがとうございます!
私が言葉足らずですみません。
ここで言った“お国のため”っていうのは
国体を守るために自分の人生を犠牲に
するようなことは考えなくていい・・・
って意味合いです。
私もSummerさんのお考えと同じです。
今の日本人は日本のことに興味なさすぎな。。
かといってただ感情的になって平和を叫ぶのも違う気がします。
日本という国がどうあるべきか、政治も経済も安全保障も含めて
一人一人がもう少し興味を持てるといいんですけどね。
でも実際はそんなことより週末に何して遊ぶか考える方が
よっぽど大切なんですよね。もちろん私も含めて。
すてきなお話ありがとうございます!!
同じ内容の手紙でも、読む側の状況が変わることで
受け取り方が変わるんですね。それを肌で実感できた
まめさんが羨ましいです。
私は広島、長崎、ひめゆりの塔は行ったことあるのですが、
知覧はまだ行ったことないのです。というか鹿児島県に
まだ踏み入ったことがなく・・・桜島とかも!
いつか行ってみたいです、その時は必ず知覧も訪問します。
私も毎年この季節には戦争について考えを巡らせます。幼い頃から祖父に戦争についてたくさん話を聞かされてきました。数年前、祖父は身近な人の戦争体験を本にして自費出版しました。その本の中に「命の代わりはない。誰も代償を払わない。戦争の不幸はいつも無力の民が払わされている。」という一文があるのですが、「焼き場に立つ少年」の写真を見ると、本当にその通りだと思います。
この夏、元気に駆け回る姪っ子や甥っ子を眺めながら、この子達は実際に戦争を経験した人から話を聞くことは無いのかと思うと、少し怖くなりました。戦争について経験者から話を聞いてきた私達が、未来ある子供達に話していかなければならないのだな。と思います。
はっ!!!気がつけば長々とすみません。。まとめると、とにかく、チャンコさんファンです。ということです!
コメントありがとうございます。
気持ちのこもったお言葉嬉しいです( ;∀;)
はなさんのおじいさま、ご立派な方なんですね(ノД`)・゜・。
使命感が強いというか・・・嫌な思い出の話なんか本当はしたくないだろうに、
でもご自身と同じ経験を後代にさせないようにと、語り継いで本にも記されて。
自費出版されたというその書籍、もしもまだ在庫があるようでしたらぜひ私も読んでみたいです。
戦争の体験を後代に語り継いでいくって、実際とても難しいことだと思います。
私たちは経験していないので、その恐ろしさを「自分の言葉で」話したところで
説得力に欠けるでしょうし・・・だからこそ、はなさんのおじいさまの本はとても
貴重なものになると思うんです。甥っ子さんや姪っ子さんが大きくなったらぜひ読んでもらいたいですね( ;∀;)
私たちにできることは、戦争を経験した人たちが残してくれた言葉を伝えることなんだと思います。書籍なり、ビデオなり・・・それを見せてあげることだと思います。
奴隷か氏かの2つだけでした 日本が降伏して敗戦国になりアメリカの傘下に置かれ思っていた程酷い目にあわず経済発展をしていくと言ったことは結果論でしかなくそれを多くの当時の日本人が予測できずお国の為に戦わなければと思っていたのは当たり前の事だと推測できます
本土決戦だって現実的であったことでしょう
それを踏まえないでお国の為に戦わなくてよいといった考え方こそ素晴らしいと言った発言は当時の日本人の方々にとってとても失礼なことだと私は思います。
コメントありがとうございます。私の言葉足らずで申し訳ありません。うまく説明できるか自信がないのですが・・・現代の私たちがお国のために戦わなければ!と考える必要がない、というこの状況はとても”有り難い”ことなんだなぁと感じています。当時の日本国民の皆さんの気持ちや境遇を無視していたつもりはありませんでした( ;∀;)
たとえば中国や韓国の立場から見ると、当時の日本は帝国主義の悪者であり、自分たちは侵略された被害者である!ということになりますが、必ずしも日本だけが悪者じゃないと思います。いつも楽しく拝見させて頂いています。さんがおっしゃるように、”当時の日本がそうせざるを得なかった”時代背景があったはずで。誰もがやらなきゃやられる世界情勢だったはずで。自分の身を守るためには、やるしかなかったんですよね。当時の人たちの決死の努力が無ければ、日本は今頃誰かに分断されて複数の国になってしまっていたかもしれないですし。
そういうことを、現代を生きる私たちが忘れてしまってはいけないんだなという想いでこの記事を書きました。戦争の記憶は風化させてはいけない。当時の人々がどんな想いをしてきたのか、忘れてはいけないと考えています。そのために微力ながら私にできることをしてみたまででした。
長々と言い訳がましかったかもしれませんが、お国の為に戦わずに済んでいる今現在の平和を感謝することが、先の時代の人々に対して礼を失する行為でないことを祈ります。丁寧なお言葉でご指摘いただき誠にありがとうございます!( ;∀;)お気持ち伝わってきました!!!
御國の爲に盡すのに異論は有りません。然し、其の「御國」が指すものが、政治體制や權力者や特權階級の既得權や特殊權益ならば私は斷固拒否します。絶對に拒否します。保守派や愛國者を自認する人が氣を付けないといけないのは其処だと思ふ。
靖國神社への御親拝が、何故爲され無いのか。一部保守派の人は眞劍に真摯に受け止めなければ成らないと思ひます。大東亞戰爭指導者達は、聯合國に對しては已に無罪です。然し、あの悲惨極まる戰禍の被害者たる一般國民大衆や兵士や軍屬たちにとつては、歷史的にも道德的にも永遠に有罪だと考えます。
先帝陛下の戰後に於ける熟慮とお振る舞い、今上陛下が聖算十二の時に認めあそばした、「平和國家建設」の思ひに深く思ひ致したいです。
考えます 👉 考へます
古語の終止形が「〜ゆ」でをはるもが、”え''とおくりますね。
おおお!!!漢字が!!!すごい!!!
人あっての国。ですが、真に国民の利益を考え尽くしてくれる指導者というのはこの地球上どこ探してもいないんじゃないかなと思ったりします。どっかにあるんですかねぇ、既得権益無しに国家の利益が国民の利益に直結する政治をしてる国。。。
今は世界規模の大きな戦争はなく平和であることには間違いないですが、微妙なバランスの上にある平和なんだろうなと。それでも今の平和には先の大戦での反省が活きてると思います。少しでも長く続くことを祈るばかりです。
古語なんて学生時代以来触れてないような気がしてます(笑)使いこなせるcdaさんすごいです!!!(*゚∀゚*)