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【ある意味閲覧注意】
今回は政治臭い話ど真ん中です。
興味ない方はスルーしてください。
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おととい6月9日、日曜日。
香港で史上最大級の大規模デモがありました。



今年の春くらいから香港では
「逃亡犯条例」改正案に関する
ニュースをたびたび目にしてきました。

※「逃亡犯条例」改正とは
「逃亡犯条例」の改正案が香港議会で
可決してしまうと、香港で身柄を拘束された
容疑者を中国本土に引き渡すことが
可能になってしまうのです。

この改正案の大きな問題点は、その相手が
中国だという一点に尽きる
と思います。

中国政府を批判したりいちゃもん付けたりしたら
スパイ容疑だのなんだの適当な理由を付けられて、
中国に捕まってしまう可能性が出てきてしまうから。

中国国内では政治犯が無実の罪で
投獄されるなんて昔からあったこと。

でも香港は「一国二制度」によって
高度な自治と独自の法治を約束されていたから
人権団体などの言論の自由が保障されていました。

もし今回の「逃亡犯条例」改正案が可決されて
しまったら、要は、香港も中国国内と同じような
状況になってしまうということ。

香港の言論や表現の自由が
奪われてしまうということ。

それは香港市民のみならず、香港を拠点にしている
日欧米の外資系企業の駐在員にとっても大きなリスクです。

中国の司法制度が国際的に見て
透明性が著しく欠如しているのも周知の事実。

捕まってしまったらこっちの言い分が
通るわけもなく一発アウトなんじゃないかと。
誰もがそう思ってるわけです。

この「逃亡犯条例」改正案は
絶対許しちゃいけないという
香港人の危機感、ハンパないです。

それをものすごく実感しました。





6月に入ると街のいたるところで、
6月9日のデモを呼びかける声が。

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TwitterなどSNSでも呼びかけが。







今回のデモのキーワード「反送中」は
国への容疑者移対」という意味。

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そしてデモ当日。
たまたまコーズウェイベイに用事があったので
デモを目の当たりにしてきました。

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午前中から大通りに車の気配はほとんどなく、
警察車両がたくさん、バリケードも設置されてました。

お店も臨時休業。

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理由は
「あなたの知っている通り」

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通りに面したカフェにて。
「希望」を意味する白いシャツを着た人たちが
たくさん集まって来てます。

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写真を撮る人も。

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そして始まったデモの先頭車。

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その後を、白いシャツを着た人たちが
「反送中」のプラカードを掲げて大行進。

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有志の給水所も。

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この日は湿度も気温も高くて
息苦しいくらいのお天気だったのに
人々の熱気はもっともっとすごかった。

ものすごい人混みの中をみんな
「反対」の声をあげながら歩き続けていて。

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その迫力に圧倒されました。

一人じゃ到底太刀打ちできない
国や法律という大きなものに立ち向かう意志に。

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そういう個人の意志が
たくさん集まって
しかも一つにまとまって
大きなうねりとなって
空気を震わせる迫力に。

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おじさんおばさん世代から
10代20代の若者まで

サラリーマンだったり
運転手だったり主婦だったり

普段はそれぞれの生活を送っている、
全く接点のない大勢の人たちが

「一つの意志」を
「自分の行動で」示すその力強さに。


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人の意志とは
こんなに凄まじいものなんだと。




デモは夜遅くまで続きました。



香港が中国に返還されて以降、
最大規模のデモだそうです。

現地の一部報道によると、
デモ参加者は約103万人を超えるとか。

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香港の人口が約740万人であることを考えると・・・
その凄まじさたるや。


そしてこういう人々の抗議活動すら
抑圧しうる“法律”の恐ろしさたるや。


今、香港の人々が抱えている危機感は本物です。




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