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【ご注意ください】
本記事では「中国の結婚式あるある」と
銘打ってはいますがあくまで私の実体験に
基づく“あるある”
です、すみません!

中国もひろ~いので地域差はかなり幅広く
あると思います。詳しいことは私も
把握しきれていませんので、その点は
どうぞご容赦くださいませ( ;∀;)

m(_ _)mm(_ _)m
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忘れないうちに書いちゃいます。
こちらの記事の続きです。
↓↓↓


新郎が新婦を迎えにいく“親迎(亲迎)”の儀式が
終わった後は参列者もそれぞれ結婚式会場へ
向かいます。

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新郎の地元と新婦の地元の2か所でやります。

中国みたいに国土が広いと、それぞれの故郷の
親戚友人たちにどこか一か所に集まってもらう
のも大変だからですかね~(´・ω・`)


一般的には、新婦を迎えにいった流れで、
そのまま新婦の地元で一回目の結婚式。

その後、新郎の地元に移動して二回目の結婚式。

今回はチャンポンと新婦が昔からの良き仲だということで私たちは新郎新婦+両家の両親たちと一緒に都市を移動し、結婚式2回とも出席してきました。




というわけで順番が前後しますが
まずは新郎地元での披露宴をご紹介!


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会場のホテルの入り口に早速
2mを超える巨大パネルが!!

図36

よかった!結婚式会場この場所で間違いない!

広いホテルのロビーに入っても
ゲストが迷うことのないように
新郎新婦が道案内

図35

こちら↓が披露宴会場。
ものっすごく広い。

私たちが到着するとすでにたくさんの人が
集まってました。

図34


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日本の結婚式だと披露宴会場が開くまで
ロビーとか待合室みたいなとこで待つ時間が
ありますが、中国だとそういうのはあんまり
ないのかも。

私たちもそれなりに良き時間に到着したはず
なのに会場ではすでに多くの人が飲み食い
スタートしてて。

みんな何時から来てたんだろう・・・(´・ω・`)


あと、親戚や主賓席を除いた他はたぶん自由席。
ざっくりと自分が当てはまるテーブルに座ります。

図33

私たちは新婦友人席。

ちなみにこの時は来るのが遅すぎたのか
私たち2人分の席が空いてなかったので
私とチャンポンは離れて座りました(笑)

<教訓>
いい席に座るためには(だいぶ)早めに
会場へ来た方がよさそう!!



しばらくすると披露宴スタート!

まずは新郎が先に入場してステージ上で待ちます。
続いて新婦が父親の腕を組んで入場。挙式みたいな感じですね。

新婦父と新郎が対面。

図32

そして二人でステージ上へ。

図31

主賓の挨拶&乾杯の後は
バンバン料理が運ばれてきます。

中国のお祝い事に欠かせないものといえばこれ!!

仔豚の丸焼き(烤乳猪)も登場です!!
(※赤いライトは点滅します。理由は謎)

図30


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日本の披露宴だと、最後に新郎新婦たちが退場して
エンドロールムービーを見てゲストも退場・・・
って流れが決まってますけど。

中国の披露宴は流れ解散です。

いちおう終わりの合図は
デザートが出たタイミング、です。

たいがいフルーツなんですけど、それがテーブルに並ぶとほどなくして帰る人はすぐ帰る。

まだ残って飲み食い談笑したい人たちは残っててもよし。

私たちはこういう時いつもよきところで
新郎新婦に挨拶してさくっとお暇してしまいます。


この、“デザートが出たら帰っていい合図”という習慣が非常に悪い形で出てしまったなぁ~と思ったのが新婦地元での披露宴です( ;∀;)


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新婦地元での披露宴は中国では珍しい
ビュッフェスタイルでした。

いろんな料理がたくさん!!取り放題!!
ワクワクしますね( *´艸`)

図38

デザートもかわいい!!

図37


一見ステキな演出ですけど
これのおかげでどんな悪影響があったかと・・・


開始早々ゲストが料理にがっつく!!!

そして

ビックリするほど食べ終わったら
すぐ帰る!!!


なぜならデザートも最初から用意されてる
わけですから。

明らかにまだ披露宴の途中だろってとこで、
どんどん人が帰って行ってしまっていました。


新郎新婦がグラスを持って乾杯に回ってくると
乾杯をした後「今日はありがとね!」と言って
そのまま帰ってしまう感じ。


チャンポンと私は割と最後の方まで残ってました。
新婦のお父さんから「君たちももう帰って大丈夫だよ」と言われたタイミングで一通りご挨拶した後、先にお暇させていただきました。

あの時点でもまだ披露宴は終わってなかったような気がしたけど(笑)


そういう場面に遭遇して私はなんだか
胸が痛くなってしまいましたが・・・

あの場でそういう想いを抱いたのが
私だけだったと信じたい。

中国では当たり前の現象で別に誰も
何とも思ってなかったのだと信じたい。

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新婦地元ではガーデンウェディングやりました!
神父さん無しの所謂人前式って感じですかね。


図5


この↑看板のステキなロゴのCとZは
新郎新婦の姓の頭文字です。

例えば陳(Chen)さんと張(Zhang)さん
みたいな。

図4

図2

この写真でもなんとなく伝わると思いますが・・・

図3

日本みたいにガッチガチのスーツ着てたり
キレッキレのドレス着てる人は見たことないです。
ジーンズもオッケー!!

こちら↓、マイク片手に祝辞を述べる
新婦の上司もご覧の通り。

ジーンズにスニーカーです。普段着感がすごい!

図1


大事なのは身なりとかでなく、
お祝いするって気持ち
ってことなんでしょうね( *´艸`)

小うるさいマナーとか気にせず
自分たちのスタイルで気軽に参加できるので
新郎新婦も参列者もみんなのびのび自然体で
いい雰囲気だと思います。

日本の結婚式も楽しいけど
中国スタイルもこれはこれでアリ!


笑顔いっぱい幸せいっぱいの一日は
世界共通なんでしょうね( *´艸`)



おしまい

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よろしくお願いします( ˘ω˘ )

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ちなみに今回とは別の友人の結婚式では、
主賓の挨拶の中で偉大なる毛沢東主席への
感謝を述べる一面がありました。

共産党と縁が深い一族では一般的なことなのか、
それとも単にその人が信仰厚かっただけなのかは
分かりませんが・・・

いかにも中国だなぁ~という感じで
感慨深かったです(´・ω・`)